最近はSUVが非常に人気で、今までSUVがなかった車種がSUVになっています。
しかし子育てに向いているのでしょうか!?
ファミリーカー=ミニバンとなっており、便利さで言えば圧倒的にミニバンが有利です。
しかしSUVも魅力的に感じている人も多いはず。
そこで友人、知人、整備士さんに話を聞いてSUVのメリット・デメリットをまとめました!
しっかりと確認して、後悔しないよう納得のいく車を買いましょうね
まずはデメリットは4つ
・コストがかかる
・車高が高い車が多く乗り降りしにくい
・3列目が窮屈
・スライドドアの選択肢はほぼ無い
次にメリットは5つ
・悪路でもらくらく
・外車の選択肢も多い
・PHV,PHEVの選択肢がある
・車体が強く安全性が高い、長持ちする
・リセールがいいものが多い
より詳しく見ていきましょう!
SUVのデメリット
まずはデメリットから全部で4つ!
・コストがかかる
・車高が高く車が多く乗り降りしにくい
・3列目が窮屈
・スライドドアの選択肢はほぼ無い
コストがかかる
SUVは車高も高く大きいサイズの車が多いのが特長です。SUVタイプとそうではないタイプがある車種がある場合、SUVがタイプの方が本体代が高くなります。
本体価格 | タイヤサイズ | |
ヤリス | 147万円~ | 175/70R14 |
ヤリスクロス | 189.6万円~ | 205/65R16 |
最低グレードで40万近く差額があります。もちろん人気の車種であればリセール(売却金額)が高くなることがありますが、購入価格差を埋められるほどに差がつくかというと難しいところです。
本体価格差の他にもSUV車を選ぶ際に考えなければいけないコストがあります。
・タイヤサイズが大きいので高くなる
・ディーゼル車は、AdBlueが必須(排ガス規制対策)オイル交換同様に費用がかかる
・PHV、PHEVを購入すると購入金額が高額となる
・高さ、幅があるので駐車場代が高くなる
タイヤサイズが大きいので高くなる
タイヤの購入頻度はそこまで多くないと思いますが、購入時に意外と高いなと思った経験ありませんか?
走行距離が多くない人は特に買い替え時期が分からず、車検で影響するとき、パンクしてしまったタイミングでしょうがなく交換している場合が多いはず。
今でこそネットで簡単に調べることができるので、急がなければ安いタイヤを探すことができます。
SUVの場合、タイヤサイズが大きいのでトラブルの際に駆け込んだ販売店、ガソリンスタンドで取り扱っていないこともあります。
トラブルの際のストレスって非常に印象に残ってしまうので、嫌な印象になってしまいます。
トラブルが起きなければネットで購入して安価なものにすることができるので家計にも優しくできるのですが…
楽天市場では近くの対応している工場へ直接タイヤを送って交換費用も込みで対応してくれるところが増えたので非常に便利になりました。
参考までに対応しているタイヤは下記のボタンから確認してみてください
ディーゼル車は、AdBlueが必須(排ガス規制対策)オイル交換同様に費用がかかる
国産のSUVでは、ディーゼル車の選択肢がそこそこあります。リセール(売却金額)も良いのと軽油が安いので維持費が安く済む!と思ってしまいますが、実は落とし穴があります。
メーカーによっては、ディーゼル車にはAdBlueといって排ガスをキレイにするための機能がついている場合があります。
AdBlueもオイル交換と同じ程度で補充が必要になるため、ガソリン車では必要の無い維持費が発生してしまいます。
必ずついているわけでは無いので、販売店に確認してみてください。
マツダ車の場合、独自のクリーンディーゼル技術があるのでAdBlueが不要になります。
ただちょい乗りが多い方にはマツダのディーゼルはおすすめできません。
マツダ車の場合、20分以上の運転によって軽油による煤を自動的に燃焼するような仕組みがあるので、ちょい乗りばかりでは煤が貯まるばかりです。
2週間に1度は20分以上の運転をするようにしましょう。
ディーゼルはデメリットがあるものの、その分メリットも存在します。
・燃費がガソリンに比べて良い
・トルク(車のパワー)が良いので走りが良い、坂道や悪路により強い
SUVの魅力を高めることが多いのでしっかりと見極めて購入しましょう。
PHV、PHEVは購入金額が高額となる
燃費重視にしようと考えると、ハイブリットの選択肢もありますが、より燃費重視にするとなるとPHV、PHEVにすることで日々のコストを抑えることができます。
PHV、PHEVの多くがSUV車で、特に三菱自動車が得意としている分野になります。
新車で購入すれば補助金がもらえる場合がありますが、条件がありますし、何より高額です…
中古で購入すると補助金は貰えないので、注意しましょう。ハイブリットバッテリーの交換費用は安くなりましたが、PHEVのバッテリーはまだまだ高額です…
うまく無償交換内に交換できればいいのですが、中古車であると期限がすぎるかもしれません
電気で走る分、エンジンへの負担が少なくなりますので長持ちはするはずですが…
燃費だけでなく、災害時やアウトドアでも活用することができるので、単純に燃費だけに限らないので自分の中での価値観を確認してみてください
高さ、幅があるので駐車場代が高くなる
家に駐車場があるから関係ないと思っている方要注意です。
旅行などで観光地に行く場合、近くの駐車場がサイズ制限あって停められない。あるけどめちゃくちゃ高い。
ホテルも車が停められないから予約できるところが限られる、なんてこともありえます。
旅行での不満は、意外と引きずるものです。よく旅行される方はサイズ感も意識してください
フルサイズSUVでリフトアップなどしていると停める場所非常に大変です。
また高さ制限のある道路、狭い道路についても注意しましょう。
最近はグーグルマップなどスマホで無料のナビを活用する方が増えていますが、急に横道に案内されてすごく狭い道に案内される可能性があります。
高さ、道幅について記載がないので横道などに誘導されている場合は注意しましょう。
通れたもののすれ違うときに横にある草でボディに傷が…なんてことになりかねません。
車高が高く乗り降りしにくい
SUV車の多くは車高が高いため乗り降りするのも一苦労です。
子どもが自分で乗り降りするのも大変で、子どもを見ておかないと乗せることができません。たまには両親も一緒に出かけようと乗ってもらうときに苦労します。
日々使用する中で、微妙にストレス溜まるのも後悔してしまう原因になります。実車確認する場合は普段の使用についてもイメージして考えましょう。
・チャイルドシートをつけて子どもを乗せること
・子どもが自分で乗れるかどうか
・ベビーカーや三輪車など含めて荷物が入れられるか
・荷物を持ちながらでも乗り降りなどできるか
ベビーカーなど数年だし、ちょっと我慢すれば…と思うのであればベビーカーを使わなくてもいいときにSUVの買い替えをおすすめします。
どうせ自分の車では出かけないからと考えていても注意が必要です。場合によっては使用する場面がありますし、自分の車では出かけない=車で出かける時の関心が薄まります。
3列目が窮屈
3列目があって、人数が乗れるSUVですとミニバンが比較対象になります。しかしミニバンと比べるとどうしても3列目が狭く、社内の快適性が落ちます。
・天井との距離が狭い
・3列目だけシートのクオリティが低い
・前の席と近いが席が動かせない。
・大人だと長距離はきつい
人数を多く乗せて移動することだけ考えればミニバンの方が圧倒的に快適です。
また3列目ありのSUVがそもそも少なく高額な車種が多いです。
また子育て中ですと、チャイルドシートをつける必要があるので、シートを倒して乗り込みするものだと3列目へ乗り込みが難しくなると友人から聞きました。
結局乗り降りが大変なので、荷物置き場になっている、3列目をしまっているケースが多いのです。わざわざ3列目がある車を選択しなくても良かったと後悔してしまうわけです…
三列目も窮屈なものが多く、なかなか長距離移動で大人が乗るのはきついので子どもが小さいときにだけ活用できるイメージの方が良いです。
今後増える子どものためにと考えている場合は注意してください。
スライドドアの選択肢はほぼ無い
子育て世代に聞いたあったら嬉しい機能第1位はスライドドア!!と思っております。
やはり周りをみるとスライドドア搭載車を購入している方が非常に多いです。
しかしSUVでスライドドアとなると三菱のデリカD5ぐらいしか選択肢がありません。本当に求めている性能がなにかを考えないと非常に苦労し後悔することになります。
かっこよさも大切ですが、自分が本当に欲しい機能は何かしっかりと考えましょう!
何かあっても問題ないことを重視するのか日々の使用感が大事なのか
デザインなのか、燃費なのか、安さなのか、考えなければいけない項目はたくさんありますし、悩みは尽きないですね・・・
SUVのメリット
子育て中だとしてもミニバンは持て余す、セダンはちょっと…と考えている方にとってSUVが対象となることは多いでしょう。もちろん後悔するデメリットだけでなく購入したことでのメリットについても解説します。
メリットは5つ!
・悪路でもらくらく
・輸入車(外車)の選択肢も多い
・PHV,PHEVの選択肢がある
・車体が強く安全性が高い、長持ちする
・リセールが高い
順番にみていきましょう
悪路でもらくらく
SUV最大の魅力である悪路走破性が高いことです。最近は街乗りも意識されているので乗り心地も考慮しつつ悪路走りすることができるものになってます。
最近は天候が急激に悪くなることが多いので車高が高い方が、水没せずに走行できるので安心です。
積雪のある地域や坂道が多い地域などであるとより、SUVのメリットを感じます。
特に住んでいる地域では活用されないかなと感じる方でも、レジャーによく行く方で購入される方も多いです。
キャンプ、海、スキー・スノボ、ゴルフなどアクティブに活動したい、子どものために沢山経験させてあげたいと考える方にとってはSUV以外の選択肢は無いと思います。
またPHV,PHEVなど購入されて電源を取れるようにしているとアウトドアでの活用が幅広くなります。
ちょい乗りだと電気で十分なので、ガソリン代が少なくて済みます。趣味と実益が両立できるというのは素晴らしいことですね。
輸入車(外車)での選択肢が多い
長距離運転することが多い方は外車を好まれます。高速道路での走行性は輸入車のほうが運転が楽だからです。
SUVは海外での需要が非常に高い為、各メーカーで販売してます。そのためミニバンと比べると輸入車の選択肢が多くなります。(ミニバンは日本で独自に進化してます)
そして輸入車(外車)の中でもSUVはリセールが高い傾向にあります。もちろん全車種というわけではありませんので売却ありきで検討する場合は注意しましょう。
特に子育て中は車を汚されることが非常に多いです。車内での食べこぼし、座席キック、チャイルドシートの跡などなど。売却を考えるのであれば、シートカバーをつけることをおすすめします。
外車は故障時のコストが懸念されますが、現在は簡単にネットで調べることができパーツも輸入することが簡単になりました。
交換は流石に自分で難しいのでパーツ持ち込みで交換してくれるところが増えてます。整備先は、ディーラーだから必ず間違いないというわけではありません。少しでもお得に乗りたいなら、他の整備工場を探してみましょう!
近くにディーラーが無い、また近くのディーラーの対応があまり良くなかった・・・なんて経験ありませんか?
今はネットで対応できるところが探せる時代です。ディーラー価格よりも安く済むかもしれないので近くで対応できるところを探しましょう。
PHV、PHEVの選択肢がある
2023年8月1日時点では、搭載されている車の多くがSUVになってます。国産車だけでみますとプリウスのPHVだけがセダンタイプで他がSUVになってます。PHV,PHEVは少しの距離走る際には電気だけで走るのでガソリン代を大きく減らすことができます。
つまり日々の子どもの送迎、通勤は電気で、遠出するときにはガソリンを使えるので電気自動車とガソリン車のいいところ取りができるわけです。
また新車購入時には補助金をもらうことができます。様々条件がありますので良く理解した上で活用しましょう。
そしてアウトドアでの活用や災害時に蓄電池の代わりとして使用できます。車体が大きく燃費の悪い車が多いSUVですが、PHV、PHEVを購入することで近場での運転についてガソリンを気にせず走ることが可能です。
ガソリン価格が高騰してくると燃費の良い車に乗っておけばと後悔してしまうタイミングがあります。その点、電気も活用できるとなればガソリンをあまり使うことなく過ごすことができますね
家庭で充電をできるように備えられているかも大切ですね。
車体が強く安全性が高い、長持ちする
SUV車は悪路走破性を高める為に、ボディの剛性を高めています。結果として乗り心地が犠牲になっていることも多いですが中古車の中で走行距離が多くても全然問題ないものがたくさんあります。
ランクルなどは日本で活躍を終えると海外で重宝されてます。
意外と知られていないのですが、日本の中古車は海外でも人気が高いためボロボロで値段がつかないと思った車でもちょっとしたお値段つけることができます。
通常小型車やセダンでは考えにくい走行距離の車でもそれなりに値段が付きますし、古いデザインやディーゼル車を気に入っていてあえて購入している方もたくさんいます。
リセールが高い
国産SUVは人気車種が多く、リセール(売却金額)が高いものが多いのも魅力の1つです。
外車であってもセダンタイプに比べるとリセールが良く、超高級車種になると場合によって購入金額よりも高値で売却することができます。(そもそも簡単に購入ができませんが・・・)
乗り換えを検討しているときにできるだけ高く売りたいと思いますよね!
子育て中の場合は、社内の汚れについても注意しましょう。チャイルドシートの跡、子どものがシートに蹴りを入れて跡が残ると売却時に大きな影響があります。
安価な製品が多くありますので、カバーは絶対につけておきましょう!
まとめ
今回はSUVのメリット・デメリットについてまとめました。
デメリットは
・コストがかかる
・車高が高い車が多く乗り降りしにくい
・3列目が窮屈
・スライドドアの選択肢はほぼ無い
メリットは
・悪路でもらくらく
・外車の選択肢も多い
・PHV,PHEVの選択肢がある
・車体が強く安全性が高い、長持ちする
・リセールがいいものが多い
車好きな方は、乗りたい車に乗るのが一番です。ただ日々使用していく中でストレスが溜まることがあるのも事実。そして何より子育て中はお金がどんどんかかります。無理し過ぎはよくありません。
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